大嘗祭に加賀棒茶「庭積机代物」2019/11/14~15

大嘗祭・加賀棒茶(北國新聞社掲載)
大嘗祭・加賀棒茶(北國新聞社掲載)

皇位継承の重要祭祀である大嘗祭(だいじょうさい)に供えられる加賀棒茶が全国各地の特産品「庭積机代物」の一つとして選ばれました。

 

宮内庁の講堂の机には、山形のシャインマスカットや新潟の塩引き鮭、石川の加賀棒茶や岐阜の干しアユなど、各地の野菜や果物、海産物が届けられました。

 

 

大嘗祭の当日は47都道府県から計221の特産品が大嘗宮の「悠紀殿」と「主基殿」の前の庭にある「庭積帳殿」に東西に分けて置かれました。

 

宮内庁は各都道府県に特産品の推薦を依頼し、品目や量などが決定され、石川県からは、紋平柿、能登金糸瓜、能登原木椎茸、 輪島海女採りアワビ、そして加賀棒茶が選ばれました。

 

大嘗祭は日本の天皇が皇位継承に際して行う宮中祭祀です。

石川県庁からのご依頼をいただき、加賀市の打越製茶農業、石川県茶商工業の両協同組合が協力、県産の茶葉の茎を使った特製品をご用意しました。

 

県外で製茶された商品が近年、「加賀棒茶」として販売されることもありますが、「本場の味」として、石川の特産品としてのお届けとなりました。