石川で生まれた紅茶があります。
加賀の茶畑で摘んだ茶葉からつくった「加賀の紅茶」。
日本茶専門店の店主たちが共同でつくった「加賀の紅茶」
紅茶なのに、なぜか和風の甘い香りの「加賀の紅茶」です。

2009年秋に発売いたしました「加賀の紅茶」。

現在では、さらに茶の木を植栽して木も成長しましたので、増産いたしております。

 

6月収穫の1番茶を使った「ファーストフラッシュ」と、8~9月収穫の「 セカンドフラッシュ」を季節ごとに販売することにしています。

 
「加賀の紅茶」は、とてもよい仕上がりとなっており、雑味がなく、まろやかな甘味が特徴です。『旬』の和紅茶をお楽しみください。

 

加賀の紅茶は茶レンジの会が企画して作りました。

 

茶レンジの会は石川県茶商工業協同組合と打越製茶農業協同組合の有志で組織した新しいことにチャレンジするチームです。

  

 「加賀の紅茶」はゆっくり味わいたい和紅茶です。

 ほんのりとした甘みと香ばしさ、清々しいあと味。 

 


『加賀の紅茶』の特徴

加賀の紅茶は、ほんのりとした甘みと香ばしさ、清々しい後味です。 明るい橙色の水色(すいしょく)をしており、ゴールデンリングもくっきり現れます。

 

加賀の紅茶は、ゆっくり味わいたい、和紅茶です。加賀茶の歴史は古く、三代 藩主前田利常の頃にまで遡ります。

片山津の柴山潟から立ち上る朝霧が天然 のヴェールとなり、茶葉がやわらかなまま新芽を伸ばす、その地形の良さを活か し、加賀市打越地区は県下随一の茶どころとなりました。

 加えて加賀百万石の 風土が茶の湯、和菓子、茶器などの優雅な文化を育て、今も生活の隅々まで浸透 しています。

加賀の紅茶はこのような背景をもって誕生しました。

 渋みの少ない穏やかな味わいで、砂糖を入れず良質な茶葉がもつ自然の旨みを そのままお楽しみいただけます。

加賀の紅茶は、茶葉に含まれるタンニンが少ないことなどから海外の紅茶に比べ、「渋み成分」が少なく、自然の甘味と米飴のような甘い香りが特徴です。 

砂糖を入れずにストレートで楽しめることができます。

 

加賀の紅茶 美味しい淹れ方

茶レンジの会で研究開発した加賀の紅茶のおいしい入れ方(5・4・3の原則)

茶葉「5g」、熱湯「400ml」、抽出時間「3分」、これが加賀の紅茶のおいしい入れ方の「秘訣」です。

 

お茶の入れ方の基本は、茶葉の量、お湯の量と温度、抽出時間です。

 

日本茶は、温めのお湯でじっくり抽出するのに対して、紅茶は「沸騰したお湯」で一気に抽出します。 これを基本にしながらも、加賀の紅茶は緑茶品種の茶葉であるため、その特徴をうまく引き出す入れ方を研究しました。

 

また、日本人に親しみやすい紅茶の入れ方として、日本茶用の急須を活用する方法を考案しました。

 

急須は「お湯の対流を促進する形状」「香りを逃がさない 密閉性」「優れた保温性」などの特徴があり、結果的に紅茶用のティーポットとしてもおススメできることがわかりました。 


『加賀の紅茶』の製品化

「加賀の紅茶」は加賀市で栽培された茶葉を原材料にして作りました。紅茶の ネーミングは、ダージリン、ウバ、キーマンのように産地名をつけることが世界 の標準になっていますので、それにならい「加賀の紅茶」と名づけました。

加賀市打越地区には石川県内で唯一、組織化された生産者組合、打越製茶 農業協同組合があります。

ここではヤブキタ・オクヒカリのなどの緑茶用の品種が栽培さ れ、同組合の製茶工場で緑茶に加工され、販売されています。

この“眠っている地域資源”に着目したのが加賀の紅茶です。

平成21年度は、摘み取った茶葉が230Kgで、ここから40kgの紅茶を 作りました。

加賀の紅茶は、農商工連携の試みであり、また、作り手が見える安心・安全 で良質な商品として開発・販売の試みでもあります。

加賀の紅茶づくりは、県 内の商業振興と農業振興を目指すものです。

国産紅茶づくりは茶の産地を中心にしていま一斉に動き始めています。

その ほとんどは茶生産者が起業したものであり、加賀の紅茶のように、お茶専門 店の主導で開発されているのは、全国初のケースとなります。


『加賀の紅茶』のお問い合わせ先

加賀の紅茶ホームページをご覧いただきありがとうございます。『加賀の紅茶』に関する資料請求・商品購入等のお問い合わせは以下までお願いします。

 

◎お問合せ先(茶レンジの会事務局)
 小林屋茶舗:AM9:00~PM18:00
 石川県金沢市幸町30-1(電話 076-231-4919)